
── キミ達の学生生活
◆ 第三話 ──
[メイン] GM : シーン1「……」登場 楠
[メイン] GM : 車が止まり、蒼褪めた表情の男が降車する。唐突に飛び出した少女を不可抗力で引いてしまった罪悪感に苛まれているのだろう
[メイン] おじさん : 「なんで……どうして飛び出して……。俺は、俺は悪くねぇ……」
[メイン] 楠 紅寧 : 1d10 (1D10) > 2
[メイン] 楠 紅寧 : 「は……?」
建物から出るのと同時に人の姿に戻る。
[メイン] 楠 紅寧 : 「きゅ、救急車呼ばなきゃ……。」
スマホを取り出し操作しようとするが、指が震えてしまい落としてしまう。
[メイン] おじさん : 「ひっ!なんだあれ!」おっさんが驚く声が聞こえる。
[メイン] おじさん : キミがそちらに目を向けるならば、いつぞやに見た影を見ることになるだろう。ゆらゆらと揺蕩う影は赤く染まった車の前側へと移動していっている。
[メイン] 楠 紅寧 : 「あ……あれは」
特になにかしようとするわけではないが、影の方に足を進める。
[メイン] 楠 紅寧 : 「こんなときにっ!」
ぎりっと奥歯を噛み締め、無力感を怒りと混ぜ合わせて拳を強く握る。
[メイン] 楠 紅寧 : 「紬ちゃんに触れるな!」
影に向かい殴りかかる。
[メイン] GM : 影はキミに殴られると軽々と跳ね飛ばされ、地面へと音もなく倒れる。
[メイン] GM : それと同時に影の居る位置の地面に赤い水溜りが出来上がっていく。
[メイン] GM : 水溜りは徐々に大きくなっていき、そして影の足元を埋め尽くすと水飛沫の様に跳ねあがり影を飲み込んだ。傍から見れば影が穴に落ちていったかのように見える事だろう。
[メイン] GM : そしてキミの近くで何かが落ちる音が聞こえる。
[メイン] 楠 紅寧 : 「っ!」
音の方を振り向く。
[メイン] GM : そこには中年男性の衣服が落ちている。先程車を運転していた男のものが抜け殻のように残っている。
[メイン] 楠 紅寧 : 「さっきの影の仕業?いやそれより……」
紬の方に走っていきます。
[メイン] GM : 車の前に血だらけで倒れている紬をキミは見つけることが出来る。
[メイン] GM : 手足をだらりと垂らし、横たわる彼女は閉じた口を飴玉を舐めているかように動かしている以外は何一つ動いていなかった。
[メイン] 楠 紅寧 : 「あ、あぁ……ああ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい私のせいで!私が……私が!」
[メイン] GM :
[メイン] GM : シーン2「ごくり」
[メイン] GM : 登場府PC 霧状蜂須賀
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 1d10 (1D10) > 4
[メイン] 桐条 朔夜 : 1d10 (1D10) > 6
[メイン] system : [ 蜂須賀 杏樹 ] 侵蝕率 : 31 → 35
[メイン] system : [ 桐条 朔夜 ] 侵蝕率 : 40 → 46
[メイン] GM : 信者達の元に居る2人、キミ達はブレーキの音を聞いて少しすると異変がきていることに気付くだろう。
[メイン] GM : 信者達や教祖の下に赤い水溜りが広がっていっている。
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「……なに、さっきの。」
[メイン] 桐条 朔夜 : 「…………ん、……?」
ふらりとよろけ、意識を取り戻す。
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「そして、なにこれ……」
目の前のインク溜まりを見て眉間にしわを寄せる
[メイン] 桐条 朔夜 : 「……?」
眼鏡をかけて足元を見る。
[メイン] 桐条 朔夜 : 「……わぁ。」
[メイン] GM : 水溜りは鉄臭く、粘り気がある。
[メイン] 桐条 朔夜 : 「これはなに? どういう状況?」
[メイン] 桐条 朔夜 : 「…………。誰か、やったの?」
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「わっかんない……私じゃないし……」
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「あんた何か調べなさいよ……そのわけわからないこと喋る影みたいなの出して」
[メイン] 桐条 朔夜 : 《シャドウダイバー》
対象は教祖
[メイン] GM : 教祖は意識を失っており感情らしいものはkン時取れない。
[メイン] system : [ 桐条 朔夜 ] 侵蝕率 : 46 → 48
[メイン] GM : しかし、影に触れる。ひいては水溜りに触れたキミは別の何かの感情を感じ取る。いや感情が流れ込んできてしまう。
[メイン] GM : 愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛
[メイン] GM : 狂気的なまでに誰かを愛する感情が流れ込んでくる。
[メイン] GM : それを感じ取ったのと同じタイミングで水溜りは信者や教祖を飲み込んでしまう。世界に穴が出来、そこに彼等が落ちていったかのように消えた。
[メイン] 桐条 朔夜 : 「…………ッ!?」
はっ、と思わず身を引く。
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「だ、大丈夫……?」
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「でも触った手向けないで」
心配はするが嫌がるように引く
[メイン] 桐条 朔夜 : 「…………。楠さんは? どこに行ったの?」
ゆらっと微笑む。
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「外……え、じゃあさっきの音って。」
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「はぁぁ、もう!疲れて走りたくないのに今!」
整えていた頭を掻きむしり外へ出る
[メイン] 桐条 朔夜 : 「……。嫌な予感がする……。」
……蜂須賀の後を追って走っていく。
[メイン] GM :
[メイン] GM : シーン3「澱」登場PC全員
[メイン] 桐条 朔夜 : 1d10 (1D10) > 8
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 1d10 (1D10) > 2
[メイン] system : [ 蜂須賀 杏樹 ] 侵蝕率 : 35 → 37
[メイン] system : [ 桐条 朔夜 ] 侵蝕率 : 48 → 56
[メイン] 楠 紅寧 : 1d10 (1D10) > 1
[メイン] system : [ 楠 紅寧 ] 侵食値 : 35 → 36
[メイン] GM : キミ達は合流する。
[メイン] GM : 知覚8
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 1dx+1 (1DX10+1) > 3[3]+1 > 4
[メイン] 楠 紅寧 : 2dx+1 (2DX10+1) > 5[4,5]+1 > 6
[メイン] 桐条 朔夜 : 《無形の影》
[メイン] 桐条 朔夜 : 8dx+1 (8DX10+1) > 10[1,2,4,6,7,9,10,10]+8[5,8]+1 > 19
[メイン] GM : 桐条は赤い水溜りが各所から紬の元に集まっていっていることに気が付く。
[メイン] GM : 厳密にいえば紬の、口元へと向かっていきそこで消滅している。
[メイン] GM : そして気付くだろう。紬は血だらけではあるが、よくよく見ると傷口というものが見受けられない事に気が付くだろう。
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「紬っ!?」
急いで寄り添い抱きかかえる
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「え、こういう時応急処置ってどうするの……救急車呼んだ?」
[メイン] 桐条 朔夜 : 「……! ……。待って。」
[メイン] 楠 紅寧 : 楠のスマホは建物の出入り口付近に落ちてます
[メイン] 桐条 朔夜 : 莢蒾を見つめたまま、蜂須賀と楠を静かに制する。
[メイン] 桐条 朔夜 : ゆっくりと歩いていき跪いて、莢蒾の顔色を窺い、手を取って脈や呼吸を確認する。
[メイン] 莢蒾紬 : 脈も呼吸もしっかりとある。顔色はどんどん良くなっていっている。
[メイン] 莢蒾紬 : 反応を見ていると、「…………っ」蜂須賀に抱えられた紬は口元を動かし何かを嚥下した。
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「…………?」
[メイン] 楠 紅寧 : 「生きてる!?」
先ほどまで意気消沈していたが、生気を取り戻したかのように反応する。
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「え……だ、大丈夫?痛くない?」
血まみれの彼女が動いた様子を見て状況が追い付かず一周して冷静になる
[メイン] 桐条 朔夜 : ……ふーっと息を抜き。
……莢蒾紬の携帯を静かに抜き取る。
[メイン] GM : 少女は寝息を立て始めている。事故にあったとは思えない様子だ。
[メイン] 楠 紅寧 : 「生きててよかったぁ〜〜〜!」
また泣きじゃくる
[メイン] 桐条 朔夜 : 「……。」
立ち上がって辺りを見回す。
「……楠さん。ここで何があったの?」
[メイン] 楠 紅寧 : 「……うん。ちょっと待って。私も整理するから」
立ち上がりスカートをぱんばんと払う。
[メイン] 桐条 朔夜 : 周囲に人がいないか、極めて冷静な目つきで見回す。
[メイン] 楠 紅寧 : 「彼女を追って外を出たの。そうしたら、紬ちゃんが道路に飛び出してそこのトラックの男に……あれ?」
[メイン] GM : 人はいない。服だけは転がっていたりする
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「トラックはあるけど……運転手は?」
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「え、車が勝手に暴走しましたとか言わないよね……?」
[メイン] 楠 紅寧 : 「いや、男が狼狽えているのは確かに見たのですが……ん、逃げたわけではないかと」
落ちている服を指さす。
[メイン] 楠 紅寧 : 「この服を着てました」
[メイン] 桐条 朔夜 : 「……なるほど、ね。」
[メイン] 楠 紅寧 : 「なにか知ってるのですか?」
[メイン] 桐条 朔夜 : 「……彼女、影山さんのところへ連れていこう。現場は……、どうしようかな」
蜂須賀を見下ろしながら言う格好になる。
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「現場もきっと影山さんが何とかしてくれるでしょ。」
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「行くけど……大丈夫アカネ。」
[メイン] 楠 紅寧 : 「ん、多少落ち着きました。」
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「……よかった。」
[メイン] 桐条 朔夜 : 「……うん。じゃあ、下手に触らない方がいいね。影山さんに連絡できる?」
言いながら莢蒾紬の前に後ろ向きでしゃがみ、背負おうとする。
[メイン] 桐条 朔夜 : 「……楠さん。スマホは?」
莢蒾紬を背負いながら冷静な声色で聞く。
[メイン] 桐条 朔夜 : 「……そこ。入口、落ちてた。」
[メイン] 楠 紅寧 : 「え、あぁ。ありがとうございます。」
ぺこりと頭を下げると画面の割れたiPhoneを拾う。
[メイン] 楠 紅寧 : 割れたiPhoneは壊れてしまっているのか表示がバグってしまい操作出来そうにない。
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「……じゃあ、電話するよ」
割れた画面を見て、ため息をつく
[メイン] GM : 電話は通じる。
[メイン] 影山 涼子 : 「はいはい、影山さんですよ」
[メイン] 蜂須賀 杏樹 : 「一人巻き込まれたから支部に運ぶよ……けがは……なさそう。」
[メイン] 影山 涼子 : 「了解……できれば早めに来てね。結構大変なことになってるみたいだからさ」
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] system : [ 桐条 朔夜 ] 侵蝕率 : 56 → 60