
―HISTORY
Episode5
殺伐とした質問箱に200羽のヒヨコが!

クロラ「皆暖かい毛布を敷いた箱に入れてやるよ。
それから、僕の友達で引き取って大事にしてくれる人達を探してまわるのさ。
……肩や、頭に乗ってくるやつは、惜しくなってしまうかもしれないけれどね……」
……なお本音
クロラ(とても興味がない……周辺に誰もいなければさっさと蹴散らして帰るかな……)
突然200羽のモッフモフでベリーキュートなヒヨコに懐かれたクロラを見たリンク
「はやく……はやく、どこかへ帰してこい……はやく……ッそいつらが大人になる前に…………ッ!(顔面蒼白」
マジレスするマルス「そんなにすぐには大人にはならないんじゃ……」
錯乱するリンク「なるッ! あいつらはマーチが大好きなんだよッ!!」
理解不能のユヅキ「は?」
ピュイ「なんかしらんけど面白そうだから行進についてったるわ さながらブレーメンの如く」
リンク「うわあああああやめろおおおおお!!!!
明かりのないところが存在しないオラクルでニワトリ1羽絞めるのがどれだけの死闘か想像もつかないのかァ!?」
クロラ「Humpty Dumpty …♪」
マルス「卵を割るな」
突然動揺が収まったリンク「マーチングじゃないならいいや。俺も親探し手伝ってやるよ」
ピュイ「基準が分からない」
閃いて守銭奴兼農民の血が騒ぎ始めるリンク
「待てよ……? 200羽もいたら囲って養鶏場を作り結構な儲けが出せるんじゃないか……!?」
金に困ってないユヅキ「飼うとこないです」
大天使メリル「えッ、それってヒヨコさん殺しちゃうの!?
こんなにベリーキュートなのに!? ヒヨコさん殺しちゃうの!? そんなの駄目だよ!?」
金に目の眩んだリンク「でも美味しいぞ、飯は全て生き物の命だぞ」
根性の座ったメリル「わたし草だけ食べて頑張って生き延びるから!!」
~おまけ~

リンク「うわっ、うわああああ!!!!
やめろッ、あっ、やめっ、うわあああああああああッたすけ、助けてくれえええええええエエエッッッ!!!!」
マルス「滅多に人に助けを求めないリンクが絶叫している……」
冷静に状況を見ていたピュイ「いや、助けてやれよ。」